「情」より「条件」・近距離の「危成(きせい)」
危成(きせい)の関係は
自分との「違い」を知る「修行」です。
こちらから見て相手が「危※」ならば
相手の行動や反応が「想定外」の連続です。
※「危宿」の「危」ではなく「危成」の「危」です。
こちらから見て相手が「成」ならば
「想定外」は同じですが、
近距離・中距離の場合
相手の存在や諸条件、行動などが
こちらにとって何かメリットがあり、
すれ違いや価値観の違いはあっても
そのメリットがある間は
少々ゴタゴタしても離れません。
近距離だと、
相手のことが氣になって
自分のやり方や価値観を主張すると
ぶつかったり張り合ったりします。
しかし
元々「友衰」と違って
心から共感しあうことはほぼ無いので、
「情」よりも「条件」を考えて一緒に居る
理性的な関係で続きます。
また、「成」の字のとおり
違う同士、得意分野で協力したり
利害が一致すれば
物事が「成す」関係です。
(・∀・)